黒羽音響技研の実験室

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パワーアンプの初期設計

こんばんわ!
ブログを見てくださる方々が夜に見ていることを体として挨拶しています。

さて、前回は筐体検討の事を書きました。
今回は内面の部分、アンプの設計に着手していこうと思います。
まず最初に回路の設計思想を纏めておきたいと思います。

■Project180設計思想
1:フルディスクリートであること。
2:筐体の都合上、基板面積の大幅な制約を受けるため比較的小型にすること。
3:実装可能なトランスに制約があるため電源電圧、電流値に制限があるので比較的低い電圧でも出力を出せるようにする。
  結果としてBTL、若しくは完全差動増幅器として構成する。

以上のことを踏まえ回路を設計してみました。

Project180グランドプラン


今回の設計は残留偏差電圧がどの程度現れ、どの様に調整するかを考察すること
保護回路の程度を決定することが目的なので実用的には厳しいかと思います。

しかしまぁ・・・この回路図から発展させた形が最終形態になるので重要な部分でもあるかと思います。
書き込み部分が手書きのため汚く読みにくく申し訳ありません。
書き込みの一部で「ゲイン決定用の抵抗器はCMRRが左右される」という行なのですが、
超高精度な抵抗器は超高性能な半導体よりも高価なため集合抵抗器を使おうと思っています。

こんな感じの抵抗器です

ベックマン


(結構前に撮影した写真なので見づらいと思います。)
この抵抗器はVISHAYやアルファエレクトロニクスの超高精度抵抗の10分の1以下の価格になるのですが
下記に示すとおり同一パッケージ内の抵抗マッチング性能が良好なため完全差動増幅器や
計装増幅器等のCMRRに直接影響を与える抵抗器にはこのような抵抗器が使われることが時々あります。

■同一パッケージ内のマッチング性能の具体例
抵抗マッチング:±2%以内(または±2Ω以内)
温度係数マッチング:2ppm/℃

とまぁ、話が大好きな抵抗器に・・・ん、んーー
ちょっと話がずれましたが、こんな感じで設計したものを今週は組んでみて性能評価を行って回路を発展させて
行けるような実験をしていこうと思います。
それでは、また次回もお付き合いいただけたら幸いです!


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  1. 2011/04/04(月) 20:45:58|
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