黒羽音響技研の実験室

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ICE POWER 1000ASP覚書

こんばんわ
早くも不定期に戻ってしまいました…


さて、今回は半年ぐらいまえから放置していた1000ASPを組み込んだアンプを完成させようと製作を続けています。
今回は1000ASPの電源回路のEMIフィルター以降にある整流・平滑回路に主眼を当てて書いていこうと思います。

1000ASPにはヒューズの挿入方向で使用する商用電圧の選択を行うように出来ています。
電圧の大きさを監視して云々…
というような複雑な回路構成はとっておらず、以下のように完結かつ合理的にまとめられています。

057.jpg

回路を追いつつ感心したのですが、整流・平滑回路以降に接続されているDC-DCコンバータは230Vの商用電源を利用することを前提として設計されていて、115V入力の際には倍電圧整流を行うようになっています。

230V入力の際には全波整流を行い直列に接続された平滑コンデンサ群で平滑を行います。
つまり、実装されているコンデンサの容量は半分になり耐圧は倍になります。

115V入力の際には倍電圧整流を行います。
そのため、平滑コンデンサの耐圧は200Vと230Vを直接扱うよりも小さくなっています。

今回製作しているアンプは平滑回路のコンデンサ容量を大きくしている改造と整流回路のダイオードを取り外しセミクロンの大きなダイオードを使用しています。
入力電圧は100Vなので倍電圧整流を行うため2個のダイオードで済んでいます。


115V入力よりも230V入力の方が音が良いと言われるのは倍電圧整流を使用するためリップルが多く発生するからとも考えられます。
もっと行くと交流230V入力よりも直流300V入力の方が音が良いと言いますが…

最大パワー付近を出力する用途ではオススメしません。
これは整流ダイオードが比較的小型な事から連続電流にはあまり大きな耐量がないためです。
交流のように周期的な変化を持つ電圧ならばダイオードの許容電力を上回ることはありませんが、直流のように連続した電圧の場合は定かではありません。

もし、直流300V入力を行なって最大パワー付近を出力したい場合は1000ASPに搭載されているダイオードブリッジを回避させるほうが良いと考えられます。
※改造はリスクを伴うので自己責任の基で行なってください。


ともあれ、改造しながら言うのも変な話ですが1000ASPは電源と入出力の配線だけで1000Wの出力を得られる手軽さがメリットの製品だと思うので深入りしすぎるのも…

以上、覚書までに



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  1. 2013/02/25(月) 03:41:11|
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